上司が相談を聞いてくれない!こんな残念な上司の原因と対処法
上司が相談を聞いてくれない!
会社に勤めていると、こんなことを感じた人も多いと思います。
なんで、相談を聞いてくれないのでしょうか?
きっと、そういった上司にはある特徴があるはずです。
そこで、相談を聞いてくれない上司の特徴と対処法を、ここでは解説していきます。
もくじ
相談を聞いてくれない上司の特徴
個人的には、相談さえまともに受けられない上司は、正直使えないと思っています。
自分がその上司の部下であっても、そこはもう通すことはありません。
それぐらいに自分は、ドライに上司を選んでいます。そもそも、 上司が部下を評価するだけではなく、部下が上司を評価しても全然いいと思っているので。
それでは、相談を聞いてくれない上司の特徴について解説していきます。
自分のことで精一杯の上司は相談を聞いてくれない
部下から見ていても、 余裕のない見苦しい上司は多いものです。
自分の業務で手一杯になって、部下の面倒を全く見れていない上司は本当に多いです。
自分の業務さえまともに回せないのですから、もちろん部下の面倒も見れないわけです。
そうやって、部下の相談を削って、自分の業務を必死になってやっている姿は、全く共感を得られません。
こういった、 何かと上からの仕事(命令)に忠実に従って、上だけにいい顔をして、部下をないがしろにしている上司は、本当の意味での社畜です。
そのため、そういった上司は、部下からはただの置物と判断されています。
ただ、そこにいるだけの人です。
だって、全く何にも頼りにならないのですから、部下からしたら存在意義がありませんよね。
だから、自分のことで精一杯になっている上司は、相談を全くといっていいほど聞いてくれません。
なんなら、部下から相談を持ちかけられたら、他の社員にその責務を投げることさえあります。
スパルタ上司は相談を聞いてくれない
基本的に、 自己中心的な上司は、スパルタ上司になりやすいです。
今までの自分の経験から、なんでも自分の力で乗り越えてきた驕りがあるのでしょう。
それを、部下にも強要するスタンスを持った上司も結構います。
「まず、自分で考えてみろ!」と言って、とりあえず 簡単に部下の相談を退けるタイプです。
でも、部下だって色々考えた結果、悩んで上司に相談しているのです。
まず、そこの気持ちをわかってあげなかったら、 「何を相談しても無駄!」と部下は思ってしまいます。
それは、そうですよね。
毎回、相談しても、突き放されるわけですから、もう相談すらしたくありませんよね。
そういった上司は、突き放すため、基本的に周りからも相談されることのない上司になっていきます。
つまり、 部下からあまり干渉されない上司になっていくのです。
しかし、それを知ってか、上司はめんどくさい部下からの相談が減って、安心して仰け反っていることが多いです。
実は、そういったスパルタ上司がいると、他の上司にしわ寄せが行くんですね。だから、 スパルタ上司は、他の上司たちにも嫌われる傾向にあります。
部下との距離が近い上司は相談が解決しない
上司に中でも、 部下との距離が近く、親しみやすい上司っていますよね。
それはそれで、相談しやすかったり、会話しやすかったりします。
しかし、相談を持ちかけることは出来るのですが、相談が解決することはありません。
そういった上司は、 上司としての威厳もなく、頼り甲斐もありません。
つまり、相談をしても、 「そうだよね〜わかるよ〜」といった 共感型が多いです。
「いやいや、共感されても解決しませんよ!」と部下は内心思っています。
相談が全く解決しないという、なんとも間の抜けた感じになることが多いのです。
よって、 相談はできるのですが、相談が解決しないといった意味では、相談を聞いていないのと全く同じです。
そういった残念な上司には、部下も相談しなくなります。
相談を聞いてくれない上司にどう対応したらいいのか?
上司にもいろんな上司がいるので、それぞれに対応の仕方は違います。
自分のことで精一杯の上司への相談の仕方
自分の業務で忙しくて、構ってあげられないオーラを出している上司には、 端的にインパクトを与えることが大事です。
そもそも、上司は長々した会話をしたくはありません。
そういった上司に相談を持ちかける時に、 「少し話は長くなりますが・・・」というと、 その時点で断られることが多いです。
「また時間のある時に相談にのるよ!」とか、 「もっと端的にわかる相談を持ってこい!」などと、あっさり退けられます。
そのため、 相談の出だしが肝心です。
- 短く、端的に相談内容を伝える
- 相談の重要性を、最初に伝える
- 緊急性のある相談であると、認識させる
スパルタ上司への相談の仕方
スパルタ上司は、 「まず自分で解決しろ!」といった強要が強いので、それを捻じ伏せるだけの強い内容が必要です。
また、こういった上司は、 熱意が強く、人の熱意に動くタイプが多いです。
そのため、しっかりとしたプロセスがあり、結果的にこうやって相談するに至ったという、しっかりとした根拠とやってきた成果があれば、心が動きます。
部下の熱意が伝わると、 「わかった!なんとかしよう!」といって 積極的に動いてくれる上司になります。
実は、 スパルタ上司は、一番頼り甲斐のある上司であることが多いです
そのため、 適当な相談の仕方ではなく、しっかり熱意を伝えることが大事になります。
- 相談に至るプロセスをしっかり伝える
- 相談の意義を伝える
- 熱意を持って真剣に伝える
部下との距離が近い上司への相談の仕方
上司の中でも話しやすく、 相談もしやすいのですが、何しろ頼りないのが欠点です。
そのため、相談を持ちかけても、解決しないことが多いですが、 メンタル的な相談には本領発揮します。
部下が、
- 職場の人間関係で悩んでいる
- 最近、仕事が大変で辛い
こういった些細な悩みに上司は答えてくれます。
部下との距離が近い上司は、
- 親身になって聞いてくれる
- 共感してくれる
- 励ましてくれる
こういったきめ細やかな心遣いができるので、メンタル的な相談をすると、ホッとすることができます。
何よりも仲間意識が強く、すごく安心できる存在になるんです。
また、こういった上司は、がっつりした業務に関する相談についての解決は難しいこともあるかもしれませんが、相談の内容を一緒になって考えてくれることがあります。
つまり、一緒に相談ごとを考える中で、上司の良い意見をもらい解決することもあるんです。
そのため、一方的に相談を持ちかけるのではなく、 一緒になって相談内容を考えて、会話の中で解決することがよくあります。
- 仕事の悩みを相談してみる
- 相談の内容を一緒に考えてもらう
【上司が相談を聞いてくれない】これが悪い職場環境を作る原因
そもそも、上司が相談を聞いてくれないという状況は、本当なら最悪の事態です。
社員の不満も増えて、愚痴も増えて、裏では誰かの悪口をいう環境が出来上がります。
社員は、 思うように相談も意見もできなくなり、どんどん人間として腐ってしまうのです。
悪い職場環境は、そういった上司の裁量によって、良くも悪くもなるんです。
上司が意欲的に相談に乗ってくれて、背中を押してくれるような職場であれば、社員の士気も上がり、自ら率先して仕事をするようになります。
そういった雰囲気で仕事をすると、本当に気持ちがいいです。過去にそういった上司に会って、実際に楽しく仕事したこともあります。
上司が相談を聞いてくれない場合は仕事を辞めるというのも一つの手段
上司にはいろんな人がいます。
職場によって、環境がガラッと変わるのも、その職場の上司による仕事の仕方と関係があります。
そして、何より会社の上司は基本的に動くことがありません。
降格・異動・転勤などの大きな変化がない限り、一生一緒なんてこともあります。
そのため、 恵まれない上司の下で働く場合、今後10年20年とその苦痛が続くことになるんです。
そんな、苦痛なことはありませんよね。
そもそも、密閉された会社という組織の中には、暗黙のルールや上司の素質が根強く残っています。
そのため、会社は今後大きく変わることはありません。
よって、 上司も現状が悪ければ、今後一生悪い場合があります。
そのため、相談さえもろくに聞いてくれないような上司がいる会社は、良くなる見込みも薄いため、辞めて他の会社に転職することを考えた方が良いのです。
それは、自分自身が今後楽しく仕事をするために、十分な理由になります。
何も、 現状の上司に不満を抱えながら、苦痛の毎日を送る必要もないんです。
本当に、会社のそういった苦痛を我慢している人には、自分と同じように、何度か転職をして、もっと広い視野で物事を考えてもらいたいものです。
本当に、世界が変わります。実は、仕事って楽しいんです。
まとめ
上司が相談を聞いてくれない事についての対処法や、今後の仕事のあり方を話してきました。
まずは、相談に乗ってくれない上司をうまく利用して、相談の場に引き出すように頑張ってみましょう。
そして、それでも変わらない場合は、正直転職をするのも一つの手段だと思います。
何より、 今後一生働くのに、苦しい毎日を送る必要がないからです。
まずは、相談して、相談に乗ってくれない会社の素質がわかったら、自分のするべき行動をとりましょう。