会社にいる気が利かない人の特徴と上手な扱い方
会社には、 気が利かない人って必ずいます。
なんでこの人は、これが出来ないのかな〜?
こんな風に悩んでしまった上司もいるかもしれません。それだけ、 気の利かない人は、扱いにくく、人の気持ちに答えてくれません。
だからこそ、会社的には厄介な社員になります。
しかも、挫折が早く、仕事を任せても解決しないまま終わることも多々あります。
こんな、ちょっと厄介な気が利かない人の特徴と扱い方を紹介していきます。
もくじ
気が利かない人の特徴は?
会社に長く勤めていても、 相変わらずマニュアル通りにしか動けず、要領が悪い人です。
そのため、
- 融通が利かない
- 応用が利かない
といった欠点があります。
なので、気が利かない人は、仕事の効率化が全く出来ません。
また、自分の力で、成長することも苦手なタイプです。
そして、気が利かない人は、
- 言われないと動かない
- 何も仕事を渡さないとボーッとしている
このような感じで、自分から考えて動こうとしません。
上司からしたら、いちいち仕事を渡してあげて、その面倒を見なくてはいけないので、めんどくさい部下になります。
もちろん、上司からの信頼もなく、仕事もどちらかというと増えてしまう傾向にあります。
気が利く人の特徴は?
会社に勤めて、ある程度仕事を覚えてくると、社員それぞれが、自分なりに考えて仕事を効率的に回し始めます。
そうなると、気が利く人は、
- 仕事を効率的に回すために工夫する
- 融通を利かせる
- 応用を利かせる
といった利点が現れます。
そのため、上司も信頼を置き、いろんな仕事を任せるようになっていきます。
そもそも、気がきく人は、
- 誰にも言われなくても前もって準備できる
- 誰にも言われなくてもやるべきことをやる
こういった事ができます。
そのため、上司からすると、とても重宝する人材になるわけです。
上司があれこれ言わなくても、部下がすべてやってくれるので、信頼もできるし、仕事も効率的に回ります。
気が利かない人はなぜ挫折も早いのか?
気が利かない人は、実は挫折も早いです。
簡単に心が折れます。
その理由は、 一本道しかないからです。
考え方に応用がきかず、いろんな視点で仕事を回す事ができないので、一つの作業において、一つの答えしか持っていません。
もちろん、過去に一つの作業に関して、2つの答えをもらっていれば、2つまでは許容範囲ですが、3つ目の障害が出てくると、全く動けなくなるんです。
気の利く人であれば、 「こんなやり方もあるんじゃないか?」と自分から仕事に挑んでいきます。つまり、3つ目の障害が出てくると、より奮起するんです。
そのため、気の利く人は、なかなか挫折しないんです。
その反面、 気が利かない人は、すぐに挫折します。
気が利かない人はどう扱えばいいのか?
気が利かない人は、扱いにくいですが、 マニュアル通りに確実にこなすタイプです。
逆を言うと、マニュアル以外の作業をしないため、ミスが少ないんです。
しかも、マニュアル以外の作業があると、そこで作業が止まってしまうので、自分勝手に判断してミスを誘発する事もありません。
そのため、いろんなトラブルに対応したりする柔軟な仕事ではなく、 一つのことをコツコツ行う事務的な作業を任せるとピカイチなんです。
つまり、人には合っている作業があるんですね。
気が利かない人はどうすれば気の利く人になるのか?
気が利かない人は、応用が利かないので、他の人よりたくさん習熟する必要があります。
マニュアルだけではなく、いろんなトラブルや失敗事例などの経験を教えてあげる事が必要です。
また、起こりうるあらゆる状況をシミュレーションして、作業の危険性や必要性を教えてあげましょう。
気が利かない人は、自分での思いつきがありません。そのため、 事前に情報量を多くしておく事で、対応が柔軟になります。
また、仕事を与えた時に、 「これはどういうやり方がある?」と聞いて、 考えさせる時間を与えながら、教育していくことも効果的です。
とにかく、考えて自分なりの答えを出させる必要があります。
こういった人は、初めはどうしても的を得ない回答が多いですが、少しずつ訓練していくことで改善されます。
このように、少し教える側はめんどくさいですが、 地道な教育を行うことで気が利かない人は、気がきく人になっていきます。
気が利かない人は実は退職も早い?
気が利かない人は、挫折も早いので、仕事を辞めたいと思う事が多いです。
この仕事は自分には合わないと判断するのが、誰よりも早いのです。
しかし、簡単に退職をしてしまうと、この人はどこにいってもすぐ退職してしまう転職人になってしまいます。
会社としては、また新たな人材を雇えば解決しますが、個人としては何にも解決になりません。
だからこそ、 気が利かない人は、自分で自分を変えようと動くようにならなければ、どこにいっても同じ結末が待っています。
そのため、気が利かない人は、自分で気付くべきです。
もし、 「最近仕事転々としているな〜」と自分の変化に気付いたら、自分の仕事での姿勢を改めて見直してみましょう。
もしかしたら、あなたも、その気が利かない人の仲間入りをしているかもしれませんよ。
まとめ
たくさんの社員がいる会社の中には、気が利かない人もいます。
そういった社員とどうやってうまく付き合っていくか、一緒に働く同僚や上司の裁量にも左右されます。
難しい事ですが、
- 考えさせる教育方法
- いろんなシミュレーションをさせる
- その人に合った仕事を任せる
といったいろんなやり方があるので、ぜひ実践してみましょう。